空白ちゃん

誰かの裏垢

試験落ちたその3

 これまで散々やる気が無いと言ってきた。前回落ちた修了検定は2回目で合格した。2段階は路上での教習だ。路上に出るとスっと行った。1段階の苦労が嘘のようだ。もう何か月も不登校になることはない。もはや運転が少し楽しいと思う程だった。2段階は1か月ですべての教習項目を終えた。しかも補習なし。学科試験も余裕で合格した。最後は卒業検定だ。これに合格すれば自動車学校を卒業できるのだ。1段階で何か月もサボったのでこれは一発で合格したい。もう教習期限が1か月しか残っていない。

 

いよいよ検定当日になった。検定の説明が始まる。人数が多いので何人かの検定員で分担するらしい。私は・・・修了検定を終了させたあいつだ。まああれは集団ストーカーによる嫌がらせが原因だし検定員に罪は無いだろう。

 

検定が始まった。「教 習 と 同 じ よ う に 運 転 す れ ば」まず落ちることはないだろう。この日は良い天気だった。卒業するには最高の日だった。歩行者も路駐もない。最高の検定日和ではないか。思えばいろいろあった。補習連発で教習所不登校twitterで教習所卒業というツイートを見て画面を叩き割りそうになったこと。まさかの検定不合格。そこからの2段階の巻き返し。そして今日なんとか卒業できるのだ。そう考えながら検定は進む。こう余計なことを考えると緊張しないはずだ。さて、検定も終盤にさしかかる。検定員から路上駐車を指示された。そこで私は「教 習 と 同 じ 手 順 で ・ 教 習 と 同 じ 場 所 に」車を止めることにした。

 

 

 

は?なぜかブレーキを踏まれた。多少縁石に近かったのかもしれない。しかし私は教習と同じような場所に止めた!全く理解できない!・・・私の中で何かがキレた。順序良くギアを操作し車は加速する。頭上には50と書かれた看板があった。車のスピードメーターは60を超えようとしていた。その後車を止めるように言われた。全身の怒りをぶつけるようにブレーキを操作して停車させた。これは納得できない。何が集団ストーカーだ。お前は私からカネを取るためにブレーキを踏んだとしか思えない。これこそ嫌がらせだ。修了検定のときも俺からカネを取るために・・・言ってやろう。お前が集団ストーカーだ。

 

さて、縦列なんかやらせてもらえず、適当な講評を聞いて帰宅。この講評がさらに私を怒らせたのは言うまでもない。

 

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